2015-09-02 家計簿管理のiPhoneアプリを「マネー手帳」から「マネーフォワード」へ変更!
ボクは8月末までiPhoneアプリの「マネー手帳」で家計簿(こづかい)管理をしていました。 家計簿といっても出張経費やクレジットカードでの支払い管理が主な項目なのですが、「マネー手帳」は3年程使ってきました。
特に大きな不満もなかったのですが、もう少し入力の手間を省ける方法はないかと模索していたところ、優秀なアプリを見つけました。
それが「マネーフォワード」です。 ▼マネーフォワードのサイトはこちらです。 http://corp.moneyforward.com/
試しに使ってみたところ非常に優れている実感がもてましたので、しばらく使ってみようと想います。 さっそく、ファーストインプレッションをご紹介します。
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2014年のグッドデザイン賞を受賞したユーザーインターフェースデザイン
アプリをダウンロードして使ってみたところ、ものすごく見やすい画面デザインだなというのが第一印象です。 それもそのはず。昨年のグッドデザイン賞を受賞している代物でした。
使い始めるにはアカウントを登録する必要があります。 メールアドレスとパスワードを入力して「家計簿をはじめる」をタップすると、登録したメールアドレスに確認メールが届きます。
届いたメールにWEB版のスタートアップのリンクがあり、マネーフォワードを使い始める手順が紹介されています。
「マネーフォワード」を使い始めるには、スタートアップサイトにプロフィールを入力する必要があります。 性別、誕生年、都道府県、職業等を入力して初期設定完了です。
この時、なぜ都道府県なんか登録する必要があるんだろうと思ったのですが、このあと連携する金融機関やカード等を登録するのですが、この都道府県から地域に合致した情報がマネーフォワード側から提供される仕組みになっています。
たとえば、金融機関なら京都銀行や京都中央信用金庫など地方銀行がチェック項目にあげられます。
カード連携もJR西日本のカードであるJ-WESTカードが選択肢にあがってきます。
これは素晴らしい。 これがないと銀行ひとつ探すのも、画面をかなりスクロールしなければならないでしょう。
入力画面もこんな感じ▼でとても使いやすいです。
あとこのアプリのウリのひとつであるレシートの画像取り込み入力を試してみました。 レシートを店舗の電話番号と金額を枠にはまるように固定してパシャ!
すると見事に情報が自動的に入力されます▼。 複数毎のレシートで試してみましたが、今のところ問題なく自動入力できています。 これも素晴らしすぎる!
さらに電子マネーの連携も行ってみました。 すると電子マネーで利用した記録がすべてのマネーフォワードに連携されます。 しかも交通機関の記録では、どの駅からどの駅まで利用したかという詳細情報も反映され、過去の情報を見返す時に役立ちます。
どうやら現金払いしたもの以外は、ほとんど手入力が不要で、自動化することができそうです。 これは便利です。
ということで暫く使ってみることにしました。
まとめ
この「マネーフォワード」というアプリはグッドパッチという会社が開発に携わっています。 ▼株式会社グッドパッチ http://goodpatch.com/jp
こちらの会社はいまシステムエンジニアの間で話題になっており、転職を希望する問い合わせも急激に増加しているそうです。 というのも、技術者の気持ちにグサッと刺さる取組みをしているからです。 デザインに力を入れ、よい仕事、質の高いアウトプットをするために技術者に複数プロジェクトの掛け持ちさせず、ひとつの仕事・プロジェクトだけを担当させる体制をとるそうです。 その分、当然ながら契約単価も高くなるのですが、むしろ売上はすごい勢いでアップしているというおもしろい会社です。
その会社が開発した「マネーフォワード」ですが、確かによくできています。 デザイン、入力手間を省く為の様々な仕掛け、セキュリティに対する考え方など、じっくり腰を据えて議論・検討を積み重ねないとここまでまとまった作りにはできないと思います。 やっつけ仕事ではできないクオリティ水準です。
まだ、第一印象だけですが、しばらく使ってみて、気付いたことがあれば、改めてレビューをさせていただきます。 しかし、これが無償とは・・・。
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