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【書評】『「これだ!」と思える仕事に出会うには』を読んで仕事感をリブートする!

この日本で好きなことで食っている人ってどれくらいいるのでしょうね。 おそらくそう多くはないでしょう。 むしろ自分はもっと好きなことがあって、それを仕事にしたいとか、現状に不満を持っている人の方が多いのではないでしょうか。 現状にそれほど大きな不満があるわけではありませんが、どこかで何かを探しているという状態。 そんな時に心と頭を整理するのにこの本はもってこいだと思います。 さっそく紹介しましょう。

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「これだ!」と思える仕事は、単に「居心地がいい職場」というのとはちょっと違うと思うんでよ。 「これだ!」と思える仕事なんですから。 「これでいい」のではなく「これがいい」と言えなければイカンのです。 ただ「好きなこと」を仕事にできれば、それでハッピーかというとそうではないところも当然でてくるんですよ。 でも少なくとも不満を持ったまま日常を過ごすよりかは健全でしょう。

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大枠の構成は以下の通りです。 1.自分を見つめ直す。 2.目的を明確にして、絞り込む。 3.その目的にあった仕事を手に入れる。

まず最初に自分を見つめ直す。 自分の今の立ち位置を確認して、その立ち位置を受け入れるというのが最初のアプローチです。 私たちはどうしても欠けているものに意識が向いてしまう。 知識が足りない。 経験がない。 スキルを持っていない。 あれがないこれがない。 でも本当にそうなのか。 それがないとやっていけないのか。 今のままで充分やっていけるのではないか。 そのうえで自分が本当に何がすきなのかを見つけることです。 案外わかっているようでわかっていないのが「自分」のことです。

次に自分の人生あるいは仕事の目的を明確にするということが次にきます。 いまの立ち位置(as is)を確認したら、その次は目的(to be)です。 自分の過去や日常を見つめ直して自分の目的を見つけ出します。 そして、その目的にあった仕事を見つけるということです。 けっして、本書は転職や独立を推奨しているのではありません。 本文にもこのような記述があります。 「今のみなさんがすにでしていることで、自分の目的にかなっていることは何でしょうか」

そこでちゃんとした手順を踏んで「やってもうた!」という取り返しのつかないことならんようにしましょう。

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本書には精神論ではなく、演習と実践が用意されています。 演習は、特定の目的を明確に認識するためのアプローチ(問い)です。 そして、そも演習の解答例も紹介されているので、取り組みやすいですね。 実践は、それを実行に移す際の注意点などが具体的事例も盛り込みながら紹介されています。