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2015-10-12 舞台はレストランの中がほとんどという映画『ディナーラッシュ』

ディナーラッシュ(Dinner Rush)』というタイトルは文字通りに夕食時の慌ただしさを意味します。 まさにその慌ただしさを表している映画です。

さっそくご紹介しましょう。

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★★★

舞台はニューヨークの人気イタリアンレストランです。 99分の映画ですが、そのほとんどがこのレストラン内の映像で、レストランのオーナー、そこで働くシェフ、お客さん、それぞれの人間模様が描かれています。 登場人物はとても個性的なキャラクターが設定されています。 撮影場所は映画を撮った監督であるボブ・ジラルディが本当の所有しているレストランが使われているそうです。

殺人という血なまぐさいシーンもあります。 ストーリーの展開とかというよりも人間の交錯やそれぞれのシーンの描き方を大切にしている映画という印象です。

ボクが特に気に入ったシーンは、レストランの経営方針で確執がある親子の会話シーンです。 天才シェフの息子が引退を決意し父親から実質の経営権を預かるときの会話です。 息子「あの隅の定席は明け渡せよな」 父親「そいつは契約外だ、ボス」 と言ってお互いが目を合わせて、息子が部屋を出て行く場面です。 これが確執があってもお互い信頼している親子の関係を表していてとてもイイです。

ただ、映画そのものはこれといったアピール性はなく、作者は何を伝えたかったのか、と考えてしまうような不思議な映画です。

Information

公 開:2002年9月(日本) 製作国:アメリカ 配 給:Access Motion Picture Group 監 督:ボブ・ジラルディ