【書評】伊達友美さんの「大盛りご飯を食べてもやせる技術」を読んでスッキリ!

栄養管理士である伊達友美さんの「大盛りご飯を食べてもやせる技術」を読みました。 書店でこの本を手にした動機は、ずばりタイトルです。 食べることが何より好きな僕は、食事制限のダイエットはどうもなぁ、という感じでいました。 確かに、そんなウマい話はないと思いながらも、何かヒントになることがあればと読み始めました。 今まで、勝手に思い込んでいたダイエットの常識が崩れる情報がいろいろとあり、大変参考になったのでご紹介しましょう。

彼女のダイエット方法は「食事を制限」するのではなく、「食事を選択」する。そして、ダイエットに役立つ栄養をプラスしていくという方法です。 ダイエットといえば、食べたいものを我慢して、辛い、苦しいものという印象がありますが、そうではなく、むしろ食べたいものを食べるということ。彼女の言葉を借りれば、


本能のおもむくままに食べたいものを食べ、心の底からおいしいと感じ、満足することが大切です。


ということです。 但し、その食べるときに知識をもって食べ合わせや食べる順番を選んで食べるというポイントなんです。 キーワードになるのが、「身体を温める」ということ。 つまり何をどう食べれかいいかというコツ(技術)が紹介されており、それを身につけることができます。 特に男性のダイエットは、量をコントロールしようとする傾向があるようですが、重要なのは食事の質です。

僕もメディアから入る情報を信じ込んで、何か特定の食材だけを食べたり、あるいは量を制限すればよいという情報から、量をなんとか制限しようと試みました。 自分の食事を振り返ったら、タンパク質が足りませんでした。肉はもとより納豆など良質のタンパク質が摂れる食事を心がけたいと思います。

本書は食事におけるライフスタイルを見直す切っ掛けとなる新鮮な情報が満載でした。