2015-09-29 ドイツ人のコメディ感覚がなんとなく伝わってくる『グッバイ・レーニン』

「グッバイ・レーニン」のレーニンは、もちろん社会主義の象徴的存在であるソ連の初代最高指導者であったウラジーミル・レーニンです。

ウラジーミル・レーニン

したがって「グッバイ・レーニン」というのは、「さよなら社会主義」という意味で、東西ドイツの統合がテーマになっている映画です。

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★★★

少しだけネタバレすると、主人公の母親が心臓発作で意識を失っている間に、なんと東西ドイツが統合してしまい、意識が戻った母親がショックを受けないように、母親の前では東西ドイツが分断されたままであるという嘘をつき続けるというストーリーです。

東西ドイツの統合もテーマですが、家族愛も主題のひとつになっています。

物語の描き方はけっしてシリアスではなく、ユーモアにとんでおり、ドイツ人のユーモアというか笑いの感覚に触れることができる作品です。 現実の東西ドイツの統合でも、実際にあったのではないかと思わせるシーンがいくつかあり、それだけでも充分に楽しめます。

オススメ映画です。

ちなみにボクはヒロイン役のララ(チュルパン・ハマートヴァ)のファンです。きゃわゆいです。

Information

公 開:2004年2月(日本) 製作国:ドイツ 配 給:ギャガ 監 督:ウォルフガング・ベッカー

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