2015-12-05 「オー・ブラザー」に登場する人物と使われている曲がカッコイイ!

「オー・ブラザー」はギリシアの叙事詩オデュッセイア」を現代に(といっても1937年ですが)舞台を移して製作された映画で、脱獄囚3人が、若き日のジョージ・クルーニー演じるエヴェレットが捕まる前に埋めた宝を掘り起こしにいく珍道中です。

ご紹介しましょう。

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★★★

この映画の面白いところは2つ。

ひとつは脱獄した3人が出会う人たち。 トロッコに乗った盲人(この盲人がいい言葉を言うんですよ) ライフルをぶっ放す子供 白装束の宗派の人たち ヒッチハイクをするギタリスト 妖艶な3人の美女 ・・・などなど それぞれが印象深くいい味を出しているんですよね。

そしてもうひとつが音楽です。 作中でブルース、カントリー、ゴスペルなどアメリカの古き良き時代を彷彿させるいい楽曲が流れます。「ブルース・ブラザース」を思い出させます。 中でも特にカッコいいのがエヴェレット(ジョージ・クルーニー)が歌う「Man of Constant Sorrow」です。 ブルース調でとくにギターがカッチョいいです。

[embed]https://www.youtube.com/watch?v=meCZ5hWNRFU[/embed]

この映画のサウンドトラックが大ヒットしたのもうなずけます。

悪者とヒーローなど白黒をはっきりつける内容が多い印象があるアメリカ映画のなかでは珍しく、答えがない展開です。 でもそれが面白い。 個人的にはデルマー役のティム・ブレイク・ネルソンにお気に入りでした。

Information

公 開:2001年10月 製作国:アメリカ合衆国、イギリス、フランス 配 給:タッチストーン・ピクチャーズ 監 督:ジョエル・コーエン

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2015-11-15 沖縄の暑い夜の過ごし方(観光客向け)

沖縄が好きでよく行くのですが、個人的にはオンシーズンよりも気候的に過ごしやすい11月から4月の方が好きで、前回行ったのも2月でした。この時期に行くと、沖縄の方はよく「寒い」と言うんですが、こちらはものすごく快適に感じます。 それで今回も11月の沖縄に行ってきたのですが、思っていた以上に暑かったんです。 そこで、たまたま気付いたことですが、暑い沖縄の夜を快適に過ごす方法を見つけることができました。

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★★★

お昼頃に那覇空港に到着し、ゲートを抜けると思っていた以上に暑さを感じました。地元の方に聞くと「ここ数日は異常に暑いです」と言っていたので、たまたまそういう日にお邪魔したということなんですね。沖縄の方に言われると妙に納得します。

予定していた業務をひと通り終えて、那覇の定宿ホテルへチェックインしました。カウンターで手続きしていると「かりゆしレンタル500円」というパンフレットが目にとまりました。11月に入ってクールビズも終わったので、スーツ&ネクタイという超サラリーマン的スタイルで沖縄入りしたために、けっこうな汗をかいていました。これから夕食に行くにはちょうどイイので、かりゆしを借りることにしました。

▼お借りした「かりゆし」はこれ IMG_7820

いざ着てみるとなんか思っていたほど通気性がよくなかったのですが、下着&長袖のワイシャツに比べればはるかに快適です。特に外出した時は胸元や脇の下からの風通しがよく、ルンルンで国際通りを闊歩していました。

夕食をどこで食べようかなと考えながら歩いているとなんか普段と違うような感じがしてました。なんやろ? あ、そうか。観光客をターゲットにした客引きがまったく声をかけてこないのだ。おそらくズボンにかりゆしを着ているから、地元の飲食店とかで働くおっさんと思われているようです。 いつもは「お兄さん、どうですか!お安くしときますよ!」といたる所で声を書けられます。『ありがとう」「まにあってます」とか適当にやり過ごすのですが、それがないとこんなにも快適なのかと感じました。 「かりゆし」の二重効果ですね。

次回もこの作戦で夜を過ごそうと思います。

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2015-11-09 Bluetooth接続不要の「JOT DASH」はすぐに使えてメモ用には最適です!

iPadのメモ用としてAdonit製の「JOT DASH」を購入しました。 Adonitにはメモ書きにはもってこいの「JOT SCRIPT」や筆圧感知機能を搭載した「JOT TOUCH」がありますが、ボタンを一押しするだけで書き出すことができるので「JOT DASH」を選びました。

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★★★

パッケージはコンパクトでオサレです。

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箱にはペン本体と充電器が入れられています。

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ペンを取り出しやすくするためにケースは真ん中が凹んでいます。

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JOT DASH」は充電式なので、ケースから本体と充電器を取り出し、パソコンのUSBに充電器を差し込み、そこにペンを立てて充電します。 この立てて充電するというのもAdonitの特長ですね。

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充電できたらボタンを一押しするだけで使い出すことができます。 Bluetooth接続も不要なので、すぐに使い出すことができるのが、「JOT DASH」を選んだもうひとつの決め手です。 Bluetoothだと使い出しの時に接続を待たないといけない事があるので、これは実際使ってみるとものすごく便利な機能です。

ペン先も1.9mmのペン先で本体も細く、本物のペンのように使えます。

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第一印象はとてもいいです。 しばらくはいろいろとアプリ等で試してみたいと思います。 使用感については改めてレビューします。

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2015-11-02 様々な見方ができる立体的な映画『チョコレート』

『チョコレート』というのは邦題で、原題は「Monster's Ball」と言われ、死刑執行前夜に行う看守達の宴会のことらしいです。 邦題の『チョコレート』というのは、映画のなかでチョコレートアイスを買ったり、チョコレートバー(カフェ?)が出てくるのですが、それにからめて人種差別をひとつのテーマとしている映画なので、肌の色を表しているのだろうと思います。

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★★★

本作品はハルベリーが2001年にアカデミー主演女優賞を受賞した映画で一躍注目を浴びたので、ご存知の方も多いと思います。 人種差別、恋愛、親子愛、家庭内暴力、子育て、死刑など見る方によってテーマの捉え方が分かれる複雑で深い内容になっています。 なかでも黒人に対する差別意識が強かった刑務所の看守であるハンクとハルベリー扮する黒人女性レティシアがお互い惹かれていくところの描写は、ハルベリーの文字通り身体を張った演技で見応えがあります。

ストーリーのなかで大事な登場人物が亡くなるシーンはとても切なくなり、死というものに関しても示唆を与えられる内容になっています。

またラストシーンも何かが解決するとか、終結を迎えるというものではなく、想像力をかき立てられる終り方になっています。 観終わった後の余韻が楽しめます。

Information

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2015-11-01 【ブラ旅】世界一美しい『スターバックス富山環水公園店』へ行ってきたぞ!

富山へ行った折に世界一美しいと評価されている『スターバックス富山環水公園店』まで行ってきましたので、レポートします。

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★★★

当日はあいにくの曇り空でいまにも雨が降りそうな天候だったので、富山駅から少し急ぎ足でブラ旅スタートです。 ちなみに富山駅は1年ぶりでしたが、リニューアルされて、浦島太郎状態でした。

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上の写真は南口なんですが、『スターバックス富山環水公園店』は北口方面です。 なので線路を渡らないといけないのですが、どこから渡ればいいのかわからない。 総合窓口に聞いたら地下通路があると言われました。

▼地下通路の入口 IMG_7730

▼地下通路を渡って北口へ移動 IMG_7731

▼これはアート? IMG_7732

北口から富山環水公園方面へは広くて気持ちがいい歩道が伸びています。 ほとんど人を見かけない。

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▼途中にオブジェのようなものもありました。 IMG_7736

環水公園は大学のキャンパスのようです。

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旧舟だまりを利用した気持ちのいい水辺空間が見えてきました。

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▼快適です。 IMG_7740

スターバックスが見えてきました。 IMG_7741

ジャーーーーーン!

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たしかに美しい。 ロケーションも素晴らしい。

▼入口です。 IMG_7746

店内でコーヒーをいただきました。 あいにくの天気で雨が振ってきましたが、これもイイですね。 ネットで検索しても晴天の時の写真ばかりが目につきましたが、雨天を経験できてラッキーでした。

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こんなお店が地元にある富山の方、羨ましいゾ!

距離1.64km、所要時間約30分でした。

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2015-10-25 iPad mini用のキーボード「Logicool Ultrathin Keyboard Folio」に買い替えたらヨカッたゾ!

以前、LogicooliPad mini用のキーボードをご紹介しました。 携帯性に優れており、非常に気に入って使っていました。

▼これです。IMG_7636

しかし、不覚にもキーボードにコーヒーをこぼしてしまいました。 すると見事にコーヒーがこぼれた部分の文字盤だけが機能不全になりました。 くぅ〜涙。

ということで、同じものを買い替えようと思ったのですが、たまたま友達がLogicoolの違うタイプのキーボードを使っているのを見ました。 それがすごく良さそうに見えたので、今回はそれを購入してみたところ正解でした。

さっそくご紹介しましょう。

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★★★

購入したのは「Logicool Ultrathin Keyboard Folio」です。

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開封です。

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充電用ケーブルで充電開始です。 なんと2時間/1日の使用で、3カ月も使えるらしいです。 カバーを閉じると自動でスリープ状態になるので、バッテリー消耗を防ぐことができるようになっています。

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そして本体をセット。

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iPad miniの隅を差し込んで、磁石で固定しますが、しっかりとホールドされているので安心です。

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実際に使ってみると画面の角度もちょうどいいです。 キーボード配列は「command」や「option」など標準キーボードと同じ配列にしてあるので、キーボードタッチに戸惑いません。

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カバーを閉じてみると思っていたほどかさばりません。 このカバーは撥水性素材でできているそうです。 なんと言っても軽いのがいいです。 重量は285gで厚さは19.3mmです。

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いざ使い出してみると、文字入力方法の変換がわかりません。 以前のキーボードは「command」+スペースキーで文字変換できていたのですが、ホーム画面に戻ってしまいます。 ネットで検索してみると「fn」+「4」で変換できると紹介されていました。 しかし、それを押してもホーム画面に戻ってしまいます。 どうやらiOS9にアップデートされてから変換方法が変わったそうです。 iOS9以降の場合には、「ctrl」+スペースキーで変換できます。

まとめ

今回「Logicool Ultrathin Keyboard Folio」を購入して、やはりこのようなツールは時間経過とともにどんどん進化(良くなる)しているなと実感しました。 ボクは出張(移動)が多いので、外出先でも常に仕事でできて、かつ軽量化がテーマになります。 そういう意味では今回購入した「Logicool Ultrathin Keyboard Folio」は、キーボードのタッチ感も好みのタイプで、約1万円の購入価格は決して安くはないのですが、総合的に考えて正解でした。

 

2015-10-18 後味がしっくりこない・・・はずが、あとでじわっと感じ出す『ノー・マンズ・ランド』

まぁ後味のよくない映画でした(と最初は思いました)。 でもしばらくたってよくよく考えてみるとハッピーエンドで終ってはいけないテーマなので、作者は意図的に後味を悪くしたんだと気付きました。 そういう意味からしても一度は観ておくべき映画だと思います。

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★★★

題材は1992年に勃発したボスニア・ヘルツェゴビナ紛争。 そのボスニア軍とセルビア軍の中間にあたる無人地帯(ノー・マンズ・ランド)で繰り広げられる物語です。

ボクがインディペンデント系映画を観るときは、まったく予備知識を入れないで鑑賞するようにしています。 メジャー映画だとどうしてもあっちこっちの広告を目にしてしまい、いやがうえでも変な先入観を持ってしまいます。 でもインディペンデント系だとほとんど広告が打たれていないので、白紙の状態で映画を観れます。 (ただ本作品はインディペンデント系といっても2002年のアカデミー賞の外国語映画賞に輝いていますが)

で、この映画のボクの印象は物語が流れるにしたがって変わっていきました。 最初は「戦争映画か」。 途中から「これは友情がテーマか」 そして最後には「ひぇ〜そうきたか。でも紛争を題材にした映画ならそれってありよね」 という感じです。 途中で登場人物にシンパシーを抱きだすので、なおさらラストシーンがキッツいです。

観終わった瞬間は「えーっ!それはないやろぉ」という印象を持つのですが、よくよく考えると、とても腑に落ちてきますし、逆にそれしかないよなとも思えてきます。

戦争映画にありがちなドンパチ繰り広げて、何人も人が死ぬというものとは一線を画しており、偏った見方を排斥し、人間同士の争い事がいかに愚かなことかという普遍的メッセージを伝えてくれる秀作です。

Information

公 開:2002年5月 製作国:ボスニア・ヘルツェゴビナスロベニア、イタリア、フランス、イギリス、ベルギー 配 給:ビターズ・エンド 監 督:ダニス・タノヴィッチ

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